チューニング(ライ角)

ライ角度がスイングやアドレスに与える影響は大きく、アイアンの方向性や打点が改善できるなど、自分にとって合うライ角であれば、アドレスが良くなり結果、スイングも良くなります

ライ角という言葉は知ってはいても、実際に計測や、調整をしているゴルファーはまだまだ少なのが現状

使用しているクラブをひたすらスイングして打っている方が多いと思います

市販されているクラブの大半は、平均身長や体型を考慮してライ角が設定されているため、ライ角自体には問題がないと思われる人が多いというのが理由の一つ

上級者になってから…ではなく、正確にボールを打ち、良いスイングをするためにも、ライ角度は知っておく必要があるポイントです

①ライ角とは

ゴルフクラブをスコアライン(またはソール面が)水平になるようにして地面に置いた時に、水平な地面とシャフトの中心線とが作り出す角度のことです。
ライ角度が大きく、シャフトが立っている状態のことをアップライト、角度が小さくシャフトが寝た状態のことをフラットと言います

②ライ角を調整するメリット

  • 1.ミート率が上がる
  • 2.方向性が安定する
  • 3.飛距離が伸びる
  • 4.打感が良くなる
  • 5.自信を持ってスイング出来るようになる

という点が挙げられます

ちなみに、すべてのアイアンのライ角が直せるわけではないので注意が必要です

③ライ角が合ってない時のデメリット

  • 1.ミート率が下がりショットの方向性が不安定になりやすい
  • 2.フックやスライスの原因になる
  • 3.番手通りの飛距離が出ない

④適正ライ角の要因

  • 1.身長
  • 2.腕の長さ
  • 3.クラブの握り方(長め、短め)
  • 4.アドレス
  • 5.スイング軌道
  • 6.ヘッドスピード
  • 7.シャフトの種類
  • 8.クラブの長さ
  • 9.クラブバランス

など、適正なライ角というのは本当に様々で人それぞれです。ぜひ一度、自分のライ角が適正であるか測定することをおすすめいたします

⑤ライ角調整の費用

フィッティングによるライ角測定 ¥1,000
調整費用      アイアン1本 ¥500~